会社でよく使うようなウォーターサーバーを、家にも設置しようと思っているけど、場所も取るし高そうだし、どうしようか?
だからといって水道水というのもなんだし、ミネラルウォーターを定期的に注文してみようか?
所詮というわけでもないですが、どちらも結局は水。
私としては、水を飲む習慣がつけられるなら、両方結構な商品だと思いますが、せっかくですので、それぞれどのような特徴があるのか、比べてみることにしました。
ウォーターサーバーとミネラルウォーターの長所や短所を比べてみた
ウォーターサーバーとミネラルウォーター。
それぞれ同じ「水」を使った商品ですが、特徴はそれぞれ別です。
でも、どちらが自分の生活に溶け込むのか、具体的に想像しづらいですよね?
そこで、ウォーターサーバーとミネラルウォーター、それぞれの特徴について、具体的に検証しました。
ここでは、楽天で適当に買ったミネラルウォーターと「ウォーターサーバー」で検索して、一番上に出てきた「プレミアムウォーター」で比較することにします。
量は両方24リットルです。
プレミアムウォーターは一部機種と地域を除いて、レンタル料・送料が無料ですので、サーバー代などは計算に入れません。
- 公式:プレミアムウォーター
それでは比べてみましょう。
ミネラルウォーターのほうが安い
私の注文履歴を見るとわかりますが、料金で言うと、明らかにミネラルウォーターの勝ちです。
ウォーターサーバーが、24リットル4,000円弱に対し、ペットボトル詰めミネラルウォーターなら、2L×12本=24リットルで1,630円です。
その差2,400円弱。
普段使いでゴクゴク飲むならウォーターサーバーのほうが便利ですが、水代を少しでも節約したい場合や、備蓄用としてクローゼットの奥にしまっておくなら、段ボールで配送されてくるミネラルウォーターが便利かもしれません。
ウォーターサーバーならお湯が使える!その便利さ
さて、次の比較をしましょう。
ウォーターサーバーにあって、ミネラルウォーターにない機能といえば、瞬時にお湯を出せることです。
ポットの代わりになりますので、一台二役と言えますね。
使ってみるとわかりますが、ちょっとカップラーメン食べたい、インスタントコーヒー飲みたい、といったとき、非常に便利です。
特にリモートワークでは、机に向かって作業しながら、コーヒーやお茶を飲む機会が増えるので、いつでもお湯がすぐに出てくる状況は、テレワークの必要コストとも言えます。
そして、プレミアムウォーターのように、軟水を使っているブランドなら、赤ちゃんのミルクづくりにも使えます。
経験者は語りますが、ミルクづくりって、赤ちゃんが泣き始めてから作るものなので、泣いた後からのんびりお湯を沸かしていると、どんどん赤ちゃんの機嫌が悪くなっていきます。
だからといって、早く飲ませてあげようとして、冷ます時間が甘いと、熱くて飲んでくれないんですよね。
ぶっちゃけ、沸くまで待ってらんないです。お父ちゃんだって早くミルク飲ませてあげたいんだヨ!
それなら、ポットで作り置きするという手もありますが、ポットのお湯は高音なので、ミルクの適温である40度程度まで冷ますに、やはり時間がかかります。
だからといって水道水を混ぜるのも、ミルクづくりという繊細な作業には向かないですよね。
ウォーターサーバーなら、水と熱湯の両方を使えますので、どんな方法より早く適温のミルクを作れます。
ウォーターサーバーは冷蔵庫の外にあるのでこまめに水分補給できる
私だけの感覚だったら恐縮ですが、冷蔵庫って、開ける前にちょっと悩みませんか?
食品を探して、取り出して、入れて、整理して、閉める。
この一連の工程を、手早く行う必要があります。冷気が逃げるので。
ミネラルウォーターは、冬季以外は冷蔵庫の中で冷やしますので、冷蔵庫を開け閉めする回数が増えて面倒です。
結果、なかなか水を冷蔵庫から取り出してまで飲まない、なんていうことにもつながります。
ウォーターサーバーは、冷蔵庫とは独立して鎮座していますので、コップを取って水を入れるだけで使えるお手軽さが魅力です。
飲水は意外と継続しづらい習慣ですが、ウォーターサーバーがあれば、数段続けやすくなります。
特に、飲酒中や飲酒後に水分補給をしないと、翌朝確実に水分不足となります。アルコールが分解される過程で、体内の水分を奪われるからです。
お酒をたしなむならウォーターサーバーがあると、健康上で心強い味方となるでしょう。
ミネラルウォーターは電気代がかからない
ミネラルウォーターは、ただの水ですので、保管に電気代がかかりません。
その点、ウォーターサーバーの場合、どれくらいの料金がかかるのでしょう?
様々なメーカーを調べたところ、機種にもよりますが、おおよそ500円から1,000円ちょっとくらいです。
私としては、意外とお安く感じました。
このコストをどう受け取るかで、ウォーターサーバーの導入是非が決まりますね。
ウォーターサーバーは、3年(2年)以内に解約すると解約金がかかる
これは明確なデメリットですが、ウォーターサーバーは最低契約期間があり、契約期間内の解約には解約金がかかります。
毎日飲むなら気にならないとはいえ、契約期間に縛りがあるのは、今日日抵抗感がありますよね。
ミネラルウォーターなら、いつ注文をやめても、誰も文句を言いませんが、ウォーターサーバーを設置するなら、それなりに長期的な見通しを立ててから契約するべきだと思います。
結論:備蓄目的ならミネラルウォーター、毎日飲むならウォーターサーバー
ミネラルウォーターとウォーターサーバー、一長一短があるとわかりました。
つまり、用途に応じた役割があるということですね。
私の結論は次の通りです。
- 備蓄目的⇒ミネラルウォーター
- 日常使い⇒ウォーターサーバー
いざというときの備蓄用なら、ミネラルウォーターが便利です。非常時には、サーバーがなくても使え、携帯しやすいサイズだという利点があります。
一方で、ウォーターサーバーの利用料は、ミネラルウォーター同量の2倍程度ですが、なんといっても、手軽ですぐにおいしくて冷えた水や、お湯を使えるのが魅力です。
結局はライフスタイル次第なのですが、オフィスに置いてあるようなウォーターサーバーを、家庭でも使えるようになると、家庭の飲み物事情が激変しますよ。
下は今回比較に使ったプレミアムウォーターの公式サイトです。料金だけでも参考にしてみてはいかがでしょうか?
- 公式:プレミアムウォーター