この記事では、デートに使える静かなお店を見つけるアイデアについてまとめました。
一番いいのは下見することですが、それ以外の補助的な方法や考え方についても述べていますので、ぜひご一読ください。
デートに使えるお店を知っているだけで、本番当日の振る舞いにも余裕ができますよ。
静かな飲食店を見つける方法について
私は女性とのデートで、やかましいお店だけは避けるようにしています。
理由は単純で、会話に集中できないからです。
野卑な笑い声や、サルのようにバンバン手をたたく音が鳴り響く空間で、おちおち女性と会話なんてできません。お隣で下劣な話題が始まったら、非常に気まずいです。
初デートでこのような店を選んでしまったら、その女性との2回目以降のデートはないと考えたほうがいいでしょう。
ここでは、静かに女性との会話を楽しめるお店を見つけるための方法についてまとめました。
金曜日の夜に一人で下見する
個人的に一番おすすめの方法は、もっとも混む時間帯に下見をすることです。
というより、店の下見もせずに女性をデートに誘うなと言いたいです。
デートはプレゼン本番です。あるいは試合本番です。練習ではないのですよ。
女性を落とすために利用できるものは、なんでも利用しましょう。逆に、地の利も生かさず攻略できるほど、女性は甘くありません。
自分の縄張りに引き込んで、相手の想像以上の世界を見せつけて、はじめて女性はときめきを覚えるのです。
自分も相手も初めて行く場所!というシチュエーションは、女性を落としてからの話です。
金曜日の夜、訪れたそのお店はワイワイガヤガヤしていませんか?していたら敬遠しましょう。
それなりに静かなら、客層がいいお店だと判断してもいいです。
首尾よくそのようなお店を見つけたら、実際に一人で入店しましょう。
入店したらよく観察してください。店員さんはキビキビ動いていますか?私語や雑談していませんか?お客さんのサインから逃げていませんか?トイレは男女別で清潔ですか?席の間隔は詰めすぎていませんか?タバコ臭くありませんか?
余裕があれば店員さんに普段の混雑具合を確認しておきましょう。むしろ積極的に話しかけてください。うまくいけば、顔なじみのスタッフができるかもしれません。
逆に、店員さんとも話ができずに女性と会話が弾むと思わないでください。
お店がうるさすぎないかの確認が第一目的なので、無理してまで話しかけることはありませんが。
ともあれ女性を誘うならお店の下見は必ずしましょう。
アルコールが安すぎるお店は外す
「レモンサワー1杯90円!」
「飲み放題1時間500円!!」
などとうたっているお店は、どれだけ料理がおいしくてもデート向けではありません。
理由は簡単で、アル中に片足突っ込んだようなのん兵衛共が、こぞって安酒に群がってくるからです。
えてしてこういう連中は、無意味にうるさく、品がなく、知性のかけらもありません。
こんなのが隣に座った日には、せっかく練ったデートプランも、トーク運びも、すべて台無しになります。
私は、デート中の隣の席で、男4人のサラリーマン集団が大声で猥談を始めたことがきっかけで、アルコールが安いお店は選ばないようにしました。(その時の女性とは初デートで終わりました)
デート代を抑えたいのはやまやまですが、お相手の女性はあなたがどんな人か興味があって、デートに応じているのです。
会話もままならないようなやかましい空間を会場に選んでしまったら、あなたの魅力が伝えられないどころか、その程度のお店しか選べない男、という烙印を押されてしまいますよ。
飲み代が高いのなら飲みすぎなければいい話です。酒臭い吐息で女性と話すよりも、よほど好印象を与えられるでしょう。
それでもじっくり飲みたいのなら、安いワインのボトルを注文しましょう。よほどうるさい女性以外は、どうせワインのボトルの価値なんてわかりません。
2,000円も出せば、2人で飲んでお釣りがくるほど酔っ払います。
安酒頼んで安い印象を与えるのは普通ですが、安酒頼んでオシャレな印象を与えるのもテクニックの一つです。
とにかく、お酒が安いお店はデートに選ばないでください。
大衆向けの超人気店には行かない
どのような街にでも、連日大盛況で予約も取れない、というお店が1軒くらいあったりします。
このように普段から混みすぎるお店は、デートプランから外しましょう。
行列ができるお店とは、需要に対して供給が間に合っていないのです。
お店は簡単に改築できるものではありませんが、手っ取り早く供給を増やすなら、テーブル数を増やすという手段を取れます。
こうするとテーブルとテーブル同士が密接し、うるさくなります。隣の席がうるさいと話が聞こえないので、自分たちの声も大きくなります。こうして負のループが生まれます。
さて、高級店の満足度が高いのは、空席があるからです。
大衆向けの超人気店とは、この真逆を行くので、やはりデートに選ぶべきではありません。
前項でも言いましたが、相手はあなたに興味があってくるのです。別に超人気店に行きたいわけではありません。
うるさすぎて会話ができないのは、言葉通り「話になりません」ので覚えておきましょう。
ハードリカー中心のお店を選ぶ
酒に飲まれて乱痴気騒ぎを起こすような輩は、安くて気軽に飲めるお酒を好みます。
具体的にはビールとチューハイなどですね。
反面、バーで出されるような、ウィスキーやスピリッツ、ショートカクテル、ワインや日本酒が中心のお店では、飲み物の度数が高く設定されていることが多いです。
このようなお酒は、グイグイ勢いつけて飲めるような代物ではなく、自然と酔いのペースがゆったりとします。(まれにテキーラを一気飲みするような馬鹿者もいますが)
こうなると、場の雰囲気も手伝って、なんとなく静かに飲もうかな、となってくるのが、流されやすい普通の日本人です。
強いお酒も、氷を入れたり炭酸で割ったりすれば、じゅうぶん他のお酒と同じように飲めます。
静かに飲みたければ強いお酒がメインのお店に行きましょう。
若者ほど、自己投資だと思って、バーの開拓にいそしんでほしいものです。
GoogleMapの情報を確認する
みなさんはお店をネットで調べるとき、どのような手段をとっていますか?
ぐるなびやホットペッパーなどの予約サイトはもちろん、個人のブログ、街情報などを参考にしているかと思いますが、個人的にはGoogleMapがイチオシです。
Googleは日本のインターネット黎明期から検索エンジンとして存在しており、ユーザーも古参が多い傾向にあります。
新参のユーザーよりは、ネットリテラシーもそれなりにありますので、無意味な偏見や悪意に満ちた口コミは少ないです。
また、Googleは誹謗中傷や差別的発言に関しては、非常に敏感な企業です。このためか、ヤフコメなどとは、情報の質に雲泥の差があります。
さらにGoogleMapには「混雑する時間帯」という情報があり、これを見ればお店のおおよその混雑する日が判断できます。
下見をするのがベストですが、お店選びの補助資料として役立つでしょう。
いいお店は足で見つけるもの
NGなお店ばかりあげられていて、具体的にどんなお店がいいかわからない?
それは自分で考えてください。
デートはプレゼンです。あなたのセンスが試される場所です。あなたの居心地がよくないと、相手もおちおち会話に集中できません。
だからこそ、いいお店は足で見つけましょう。
いいお店を知っているという経験は、必ずあなたの武器となります。
個人的には、それなりにいいホテルのラウンジや、回らない寿司屋を利用しています。
それなりに値は張りますが、値段が上がればだいたい静かになりますので覚えておきましょう。