楽天モバイルが遅い!エリア内なのにパートナー回線に接続される問題について。

楽天モバイルを使ってスマホを使っているけど、都市部でもなぜか通信速度が遅い…。

そうかと思えば、通信容量を使い切ったとのメッセージがくる始末。

これって何とかならないの?

そんなお悩みに答えました。

楽天モバイルは無制限で使える回線とそうでない回線を併用している

楽天モバイルをすでに契約している人ならわかると思いますが、楽天モバイルは次の2つの回線を使い分けています。

  1. 楽天回線(自社回線)
  2. パートナー回線(他社回線)

楽天回線は、文字通り楽天自前の回線なので、楽天モバイルの契約者なら定額かつ通信量無制限で利用できます。

私なんかは、月100GBに迫る勢いで使い倒していますが、これでも月額3,278円です。これはありがたい。

そして【2】のパートナー回線は、楽天回線がカバーできない地域で、他社回線を間借りして使う仕組みです。

このため、料金こそ変わりませんが、通信量に制限があります。

契約した通信量を突破すると、ネットに接続できなくなる…なんていうことはありませんが、通信速度が極端に遅くなり、ストレスフルなネット生活を余儀なくされます。下り1.0Mbpsなんていうこともザラです。

極力【1】の楽天回線を使用したほうがいいに決まっているのですが、そこはまだまだ新興勢力。既存のドコモ回線やAU回線に比べると、電波が押し負けることがあるようで、楽天回線エリア内でも、スマホが勝手に他社回線を拾って接続することがあります。

こうなると大変です。自分は楽天回線のつもりでガンガン使っていたのに、実際は従量制の他社回線を使っているわけですから。

私のように月何十GBも使う人だと、矢継ぎ早にデータ残量の警告メッセージが届き、あっという間にデータ容量を使い切ってしまうでしょう。いわゆるパケ死というやつです。

パートナー回線から楽天回線への接続方法

前項のような問題を回避するためには、パートナー回線ではなく楽天回線ご指名で接続する必要があります。

手順は次の通りです。

  1. スマホの回線選択方法を手動に切り替える
  2. 通信事業者に楽天回線を指定する

簡単ですよね。

実際に画面を見ながらやってみましょう。

こちらはGalaxyA7の例です。まずは【設定画面>通信】をタップしましょう。

次に【モバイルネットワーク】をタップ。

【ローミング設定】をタップ。

【通信事業者】をタップ。

【手動選択】をタップ。

しばらく待つと、現在地付近に飛んでいる電波の種類が表示されます。ちゃんとRakutenが表示されていますね。

ここで【Rakuten>OK】をタップ。

設定はここまでです。

次に、実際楽天回線に接続されたか確認しましょう。

楽天モバイルアプリを起動し、回線速度をチェックします。

【楽天回線エリア接続中】と表示されていれば成功です。

 

通信容量を使い切ったパートナー回線では、受信速度が1.0Mbpsでしたが、29.5Mbpsと、およそ30倍になっています。

これだけあればストレスなくネット生活を送れます。

めでたしめでたし。

※説明は手持ちのスマートフォンを使って行いました。機種によって設定の項目名や手順に差がありますのでご留意ください。

楽天回線の勢力が拡大すれば同じ問題は起こらないかも

ここまで、楽天回線エリア内で、パートナー回線に繋がってしまう事象について解説しました。

そもそもスマホは受信機ですので、複数の電波が飛んでいれば、より強い電波をキャッチしようとするのが自然なので、楽天モバイルには、もっとがんばって強い電波を飛ばすよう努力してもらいたいですね。

楽天回線エリアは、日本での人口カバー率96%を突破したとのことですので、近い将来、パートナー回線へ優先的に接続されてしまう事象は解消するかもしれません。

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