2020年秋、ヒゲ脱毛始めました。
せっかくですので、脱毛に関するアレコレ、料金や痛みなどなど、日記形式で書き綴ってみました。
個人的な感想がメインとなりますが、ヒゲ脱毛に興味のある方は参考にしてみてください。
2020/9/25 メンズTBCにてニードル脱毛(美容電気脱毛)の痛みに屈服
2020年、30ウン歳の秋。 「ヒゲ剃りからおさらばするぞ!」と一念発起し、ヒゲ脱毛にチャレンジすることにした。
とはいえ、脱毛なんて生まれてこの方情報収集したことすらない。
めくらめっぽうではあるが、適当に検索して近くにあったメンズTBCをチョイスした。
お試し1回1,000円のお手ごろさである。
電車の宙づり広告などでもバンバン宣伝しているので、実績はあるよね?
広告代が値段に跳ね返っていないか、いささか不安ではあるが。
オンラインで予約して、当日現地へ行けばいいらしい。1日程度ヒゲを伸ばしてきてくださいとのことだったので、無精ひげをさすりながらクリニックへ。
なんか、脱毛イコールレーザーなイメージがあったけど、メンズTBCでは美容電気脱毛(以下、ニードル脱毛)を推しているらしい。
本当の意味で永久脱毛ができるのは、このニードル脱毛方式だけなのだとか。 ニードル脱毛は、毛の生えている部分に、細い管を差し入れて電流を流すらしい。
なるほど、毛が生えている部分がわからないと施術のしようもないよね。 ちなみに、本日ヒゲの長さと濃さはこんなもの。
決して濃くはないけど、一晩放っておくとやっぱり目立つよね。
手入れしたとしても、毛の根元まで剃り切れないので黒いツブツブが残る感じ。 ということで、メンズTBC訪問。
冗長に様子を語っても読者にとっては退屈なので、施術の様子からお伝えしよう。
施術は個室で行った。
不安を軽減するためとのことで、タオルで目隠しをされるのが逆に不安だ。
なんか大仰な装置とかいっぱいあるし。まな板の上の鯉って、こんな気持ちなのかしらん。
スタッフ「いきますよ~」
私「は~い」
プスッ…イテッ…
バチーン!
イテテテテテテテTETETETETETE!!!!????
ちょい待ち、ホントちょっとタンマ!
いやもう、ほんとに注射じゃん、これ。
皮膚の薄い、敏感な部位へと注射される痛み、それに少し遅れて電撃の洗礼がやってくる感じ。
私はマゾヒストではない。別に注射が苦手なわけじゃないけど、好きでもない。それを150発…だと…?
心の中で浜田省吾さんの歌声が響く。
「ひーと刺しごと、せーなかつたーうあ~せ~♪Oh,No~!(浜田省吾、Dance)」
比喩ではなく、本当に嫌な汗が背中から噴き出してきた。
ヒゲを抜くためとわかっているけど、罰ゲームにしか感じない。
施術担当の人は終始にこやかだったけど、こっちは最後まで顔がひきつっていたと思う。
いやもう、こんな拷問あってもおかしくないね。
蠍座のミロに、スカーレットニードルを150発撃たれた感じ。
彼は自称慈悲深いので、基本的には最後まで技を繰り出さないが、この日はとどめのアンタレスまできっちり撃たれた。
というか、計器のカウンター見たら151となっており、1発サービスしてもらっている。
おわかりだろうか?
こちらの男性、一見すると普通であるが、もみあげ下のあたり…ほんのり赤くなっているのを…(怪奇番組風に)
光脱毛やレーザー脱毛のように、ヒゲを導火線にして毛乳頭をやっつけるようなまだるっこしい方法ではなく、直接毛穴に電気針を刺して毛根を直撃しているのだから、タイムラグなしにきれいになる。
その後、一切生えてきません。
そりゃあ、あれだけ痛い思いして脱毛できていなかったらやられ損だよ…。
気になるお値段、なぜか見積もりをくれないシステムだったので、記憶を頼りにまとめると次の通り。
- 脱毛は毛穴の数だけ行う。
- 料金は1刺しごとの単価×毛穴数
- (私の場合)推定総毛穴数は1万程度。半分の5千くらいやっつければ、ほぼツルツルになるらしい。
- キャンペーン単価60円(うろ覚え)。通常は150円程度。
- 60×5,000 = 総額約30万円。
うん、高い。
というか、150回で脂汗まみれになったのに、残り33セットもやるの?途中で発狂しちゃうんじゃないかしらん。
ミロのように「降伏か死か!」なんて悠長なこと言ってくれないだろうし。
ぶっちゃけムリっす。
とはいえヒゲとはオサラバしたいので、別の手段をとるしかないか…。 結局、この日は目尻に涙をためながらメンズTBCを後にした。
続く。