男に生まれた以上、デートでお金を払うのは男であるべきだ!
そんな風に思っている貴男。ステキです。
女におごらない男なんて最低だ!
そんな風に思っている貴女。正直でヨロシイ。
今日日、ジェンダー問題が活発に議論されているようですが、私としては「男はおごって女は気持ちよくおごらせる」でいいと思っています。
男女のおごる・おごらない問題について悩んでいる方々に対して、参考になるかならないか、そんな個人的な意見を、つらつら述べてみました。
「男だから」おごるのは男女双方に対するセクハラ。それでも男が女にごちそうする理由は?
男性が女性に食事をごちそうすることは、現代日本では通念となっています。
特別、根拠を示すわけではないのですが、この記事を見ている男性も、女性も、心の中では、やはり男がおごるのが常識だと思っているのではないでしょうか?
ただし、今日日、このような通念を引っ張り出してくると、多様性の観点から袋叩きに遭います。
- おごってくれない男性なんて最低だ!せっかく時間を作ってあげたのに、食事代を払うマナーもないなんて、マナー違反だ!
- 女性だからといって、すぐに食事代を持とうとする男は、女性を下に見ている!これはセクハラだ!
女性の立場から見ると、ごちそうしてもしなくてもNGなようですね。
「じゃあどないすんねん」と言いたくなりますが、男性にとって、意中の女性に対して、どのようにふるまうのが正解なのでしょう?
私としては「おごる」派です。理由は「男だから」ではなく「相手に好かれたいから」です。
別に、自分が男だからおごっているわけじゃないんです。男だからという以外に、何か理由があればセーフ!ということなのです。
混同しがちですが、セクハラは人道を基礎にした観念であり、モテるかどうかだなんて、一言も触れていません。
言い換えると「いいんです、モテなくても。性差別になりさえしなければ。モテるかモテないかなんて、人権の前には些末な問題です」。
このため、性差別を軸とした論点で、おごる・おごらない論争を片付けようとすると、とてつもなくピントがブレた会話になってしまうのです
そもそも、男性ばかりに財布を開かせるのもセクハラですからね。セクハラの定義は「性差をもとにした嫌がらせ行為」ですから、異性が嫌がる行為全般はセクハラの範疇に入ります。
逆に、セクハラの定義のどこを見たって「モテ」なんていうワードは含まれていません。性差について肯定的な人がモテることもあれば、セクハラしなかったからと言って、モテるわけでもないです。
男だけが女を食わせるのは、セクハラだし納得できない!という考えは、個人的に大変理解できるのですが、モテたいのなら、性差別の問題とモテ問題は切り離して考えるといいでしょう。
でも女性は心の中では「おごってもらって当然」と思っていますよ
さて、ここまできれいごとをぶち上げてきましたが、少なくとも私が知る女性の方々は、よほどできた方以外「おごってもらって当然」と思っています。
もし、あなたに意中の女性がいるとして、おごるかおごらないかで悩んでいるなら、迷わずごちそうしてください。これで、やっと減点なしのレベルです。
ごくごくまれに、食事代を持つことで「女だからといって対等にみられていない!私をバカにしている!」なんていう方もいらっしゃいますが、かなり珍しい部類の方です。基本、おごってください。
古来より女性は、自分に食料を持ってきてくれる、強いオスを好みました。
猿人を人類の祖先とするなら、実に700万年もの間続けてこられた営みです。
その頃の本能が、わずか数世紀にも満たない、薄っぺらい(失礼!)ジェンダー観にひっくり返されるわけがありません。
倫理的な良し悪しや、能力の優劣、社会的な扱いなどではなく、女性には女性の、男性には男性の、性差に基づく役割と、性別に由来した特性があります。
この特性を上手に利用した者が、恋愛強者になるのです。
おごる・おごらない論争で神経をとがらせるくらいなら、意中の女性の本能に訴えかける方法を考えたほうが、よほど建設的です。
女の前でカッコつけたくたって男にもお金がないのよ…
前項で、女性はおごられて当然と言いましたが、それじゃあ男性ばかりかわいそうですよね。
女性は身だしなみにお金がかかるから、おあいこさま、なんて風に言いますが、男性だって本気出せば、身だしなみにお金かかりますよ。靴やらスーツやら腕時計やら…。
給料だって、男女雇用機会均等法なんていうものがありますから、男も女も変わりないのですよ。
それはさておき、女性との出会いや付き合いに、少しでもお金をかけないで済む方法も、勉強しておいたほうがいいですよね?
そんな記事も、そのうち書いてみようかと思います。
イイ男は、水面下の努力(節約とか)を欠かさないものです。