禁酒をしようと努力しているけど、なんとなく成果があがらない。
気が付くと、ついついお酒コーナーに立ち寄って、缶ビールを買ってきてしまう。
そんな悩みを抱えているあなた、お酒の代わりに水を飲んでみませんか?
お酒をやめて、水を口にするメリットについてまとめました。
お酒をやめるなら代わりの飲み物があるとうまくいきやすい
お酒をやめたいと思っても中々うまくいかない。
ついつい口が寂しくなって、アルコールに戻ってしまう。
筆者自身も悩まされてきましたが、最近、禁酒がうまくいっているのは、代わりとなる飲み物を見つけたからだと思います。
それは水。H2O。Waterです。
「なんだ、水なんかで酒の代わりになるわけないじゃないか」
と思うのが自然ですが、実際にお酒を飲まなくて済んでいるのですから、仕方がないです。
理由はいくつか考えられます。
- 水で喉が潤いお酒がすすまなくなる
- 健康意識が働いてアルコールに手が伸びなくなる
- 飲酒の代わりに飲水へとルーチンが置き換わっている
どれも理由としてありそうですが、いずれにせよお酒の代わりに水を飲むと、様々なメリットを享受できます。
次項でメリットについてまとめました。
アルコールの代わりに水を飲むメリット
お酒をやめて、水を飲むメリットについてまとめました。
水は酒より安し
日本においては、水は何よりも安い飲み物です。
水道水でもミネラルウォーターでも、酒代を上回るという現象は見たことがありません。
酒代には、穀物をはじめとした原材料費と、加工や醸造にかかわるコスト、そして酒税がかかってくるからです。
仮に、30日間毎日、1本200円のビールを2本ずつ飲み続けると、1か月で6,000円になります。
一般的なミネラルウォーターは、通販での配達料を含めても、24リットルあたり3,000円ちょっとで買えます。自分でスーパーに買いに行けば、もう少し安くなるでしょう。
ウォーターサーバーでも、24リットルあたり4,000円程度で利用できるところだってあります。意外と安く感じませんか?
きれいな水が安く飲めるのは、日本に住んでいる特権です。
喉が潤うと飲酒欲求が減退する
お酒が飲みたくなる主因は、アルコールに依存性があることです。
これは、医学的に揺るぎがないでしょう。
ただし、要因は他にも色々あって、喉の渇きはその一つです。
夏場に冷えたビールを飲むとおいしく感じるのは、喉が渇いているからです。
試しに、お酒を飲みたくなったら、コップ一杯の水を飲んでみるといいでしょう。
驚くほどに飲酒欲求が落ち着きます。
喉の渇きを水で抑えれば、自然とアルコールへの渇望も和らぐでしょう。
アルコールを水に置き換えるとやせる
ビール太りなんて言いますが、アルコールにはカロリーがあります。
穀物由来の糖分だけでなく、アルコールそのものにカロリーがあるからです。
このため、お酒と呼ばれる飲み物を摂取すると、大なり小なり、確実に太る原因となります。
缶ビールや缶チューハイは、一本あたり150kcal程度の熱量を持っています。小さめのおにぎりと同等です。
当然ながら、水はゼロカロリーなので、これまでお酒を飲んでいた分だけ、水に置き換えれば、ダイエットに繋がります。
「エンプティカロリーは太らない」は嘘です。
水には何も混ざっていない
純粋な水には、ミネラルなどの水溶性物質を除き、不純物が入っていません。
このため、摂取あるいは過剰摂取が害となる物質を遠ざけることができます。
- 塩分
- 糖分
- 食品添加物
- 人工甘味料
- カフェイン
- アルコール
身近な飲み物について、ぱっと思いつくだけでも、これだけの混ぜ物が入っているのです。
せっかくお酒をやめるなら、より健康が近づく飲み物である、水をたくさん飲むといいでしょう。
禁酒のために色々試したけど最後に落ち着いたのは水だった
人間、食べずにいても、脂肪がエネルギー源となって生きていけます。
でも、水を節酒しないと5日で死亡すると言われています。
肉体を犠牲にして活動エネルギーを作ることはできても、体から水分を生み出すことはできないからです。
このように、水は人体にとって欠かせないものですが、アルコールは、水分を消費して分解される性質を持っています。
アルコールを飲むだけで、体内の水がどんどん奪われていくのです。
お酒をたしなむ人は、慢性的な水分不足と隣り合わせにあります。
このため、飲酒習慣が飲水に置き換わると、それまで水分不足で生じていた体調不良の改善が期待できます。
私自身、お酒の量を減らすために、色々な飲み物を試しました。コーヒー、緑茶、紅茶、味噌汁、牛乳、ノンアルコールビール…。
でも、最終的には水に落ち着きました。なんといっても飽きないです。
禁酒のために水を飲むなら「飲みやすい場所に水がある」ということが、続けるコツです。
ペットボトルのミネラルウォーターもいいですが、より本腰を入れるなら、ウォーターサーバーを利用すると、いつでも気軽に水分補給ができますよ。
そのメリットとデメリットについては、別記事で紹介します。